ダージリン
「紅茶のシャンペン」とも称されるダージリンは、水色は薄いながらも格別な香味をもっているため、ダージリンは世界三大紅茶のひとつとして数えられています。ダージリン地方は東ヒマラヤ山麓に位置し、茶樹は標高2,000mの高地から急峻な谷底に至る斜面に植えられています。ダージリン地域の日中の直射日光と夜間の低温による寒暖差で発生する霧が、独特の味と香りをつくり出す条件となっています。生産期は3〜11月までで、そのシーズンによって味も香りも大きく違ってきます。 | アッサム
北東インドのブラマプトラ河の両岸に広がるアッサム平原は、世界有数の雨量の多い土地であり、世界最大の紅茶産地です。アッサム地方の4〜5月に摘まれるファーストフラッシュから11月までの間が生産期です。アッサム紅茶は甘みが強くコクのある味わいと濃い茶褐色の水色、芳醇な香りをもっています。ダージリンと同様、ファーストフラッシュは特徴が弱く、6〜7月のアッサム セカンドフラッシュがアッサム特有のパンチの効いたコクと濃い水色をもち、最良品とされています。味わいが濃いため、特にミルクティーに向くとされています。 | ニルギリ
ニルギリとは現地の言葉で「青い山」という意味で、そこから『紅茶のブルーマウンテン』と呼ばれいます。 しっかりした味わいですがクセのない飲みやすい味で、スッキリした香りです。水色はオレンジ色。 地理的にセイロン(スリランカ)に非常に近いせいか、農園によってはセイロン茶に極めて近い特徴をもつ茶葉もあります。ミルクティーやバリエーションティーに最適です。 |